宇都宮ジャパンカップサイクルロードレースは、日本で唯一国際自転車競技連合(UCI)よりワールドツアーに次ぐ“プロシリーズ”に認定された、アジア最高位のワンデイロードレースを開催する大会です。 2023年に第30回の開催を迎え、これまでこの地でロードレース国際選手権が開催されてきた歴史の上により一層の知名度を積み上げるため、2024年の第31回大会から「宇都宮」という開催地名を冠してレース名を変更し、新たなスタートを切りました。 街の中心地をはじめ独特の地形を活かした高低差ある林道など多彩なコースに魅了され、UCI最高カテゴリーであるUCIワールドチーム含め国内外から112名の選手が出走する国際色豊かな本イベントは、地域活性化や地域住民のシビックプライド醸成の面からも非常に重要なものとなっています。
本イベント開催にあたっては、各国参加選手のスケジュールが多岐に渡る上、競技に必須である自転車や機材関係の輸送も事故やミスなく行う必要があり、参加チームの航空券手配、チームおよび大会運営スタッフ、そのほか関係者の宿泊・輸送管理、そのほか滞在中の様々なケアなど煩雑な業務にワンストップで対応できる運営体制の構築が急務でした。
ⒸUTSUNOMIYA JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE
ⒸUTSUNOMIYA JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE
3日間延べ13万4千人を超えるロードレースファンが宇都宮市に集結し、レースは盛会のうちに無事終了。 複数日に渡り国内外の多くの選手とファンが宇都宮に集ったことで、地域に多大な経済波及効果がもたらされるとともに、宇都宮市の更なる魅力を全世界へ発信することで「自転車のまち宇都宮」のブランド向上にもつながりました。