世界最大の保健政策・システム研究に関する国際会議【The 8th Global Symposium on Health Systems Research(HSR2024)】が初めて日本で開催されることとなり、共同ホストである長崎大学とJICAが本会議の誘致に成功しました。 この会議は2年に1度開催され、世界各国から毎回1,500名近くの研究者・実務者が参加し、保健システム強化によるユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成やパンデミックへの予防・備え・対応のためのグローバルな枠組みの構築・強化等の課題について議論される場です。
会議開催にあたっては、参加国や行程、各参加者のスケジュールが多岐に渡るため、参加者の参加登録、宿泊・航空券手配、ビザの取得支援など煩雑な業務に対応できる運営体制の構築が急務でした。
<クライアント様の課題>
<GMTのソリューション>
JTBグローバルマーケティング&トラベル(JTBGMT)は、G7長崎保健大臣会合をはじめ、全国で大規模な国際会議に携わってきた実績と経験をもとに、本会議の運営における課題を再整理。打診を受けてから開催までの4か月という限られた期間内に、地域を含めた各関係個所と連携しながら、早期に最適な運営スキームを提案しました。
長崎市・出島メッセで開催された本会議は盛会のうちに無事終了。 国内外の多くの参加者が一堂に長崎に会したことで、地域に多大な経済波及効果がもたらされ、長崎市民のMICE受け入れに対する前向きな気運が醸成される機会となりました。 また、本大会の成功がMICE運営に関わった長崎DMOをはじめとする多くの地域関係者のノウハウとして蓄積され、長崎全体のMICEインフラ強化にも繋がりました。