東京都及び公益財団法人東京観光財団は、東京が魅力的な旅行先であることを海外に向けてPRし外国人旅行者を誘客するため、北米、欧州、豪州、アジアの計15拠点に「東京観光レップ」を設置しています。東京都としては、都内の観光関連事業者への更なる支援強化に加えて、海外旅行事業者と都内の観光関連事業者を【リアルに繋ぐ場】を通じて、商品造成・販売を加速させたいと考えていました。 また、海外での認知度がまだ低い多摩地域に対する効果的なプロモーションを行いたい狙いがありました。
本事業では、このような背景を踏まえて、以下の取組みを実施しました。
JTBグローバルマーケティング&トラベル(JTBGMT)が持つ豊富なMICE(※)運営実績をもとに、複数プログラムのスムーズな運営を可能にする館内導線も考慮した最適な実施会場・宿泊施設を提案。また、JTBGMTの独自ネットワークを活かして、有力とみられる海外旅行会社の提案・参加交渉も行いました。

※写真はイメージです。

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都内の観光関連事業者が多数参加した本セミナー・商談会は大盛況のもとに終了しました。都内の観光関連事業者にとって各市場ごとの訪日における最新トレンドや訪日外国人旅行者の動向を知る貴重な機会になったとともに、招聘を受けた海外の有力旅行会社にとっても都内の観光関連事業者と直接ネットワークを構築するまたとないチャンスとなり、今後の訪都誘致の更なる促進に繋がりました。また、都内各地へのファムトリップは、東京のあらたな魅力や観光地を海外にPRする機会となりました。 さらに、アンケート実施を通じて発地側と着地側の双方のニーズが整理されたことで、誘客に向けた課題や今後の方向性が明確になりました。