地域におけるインバウンド誘致が加速する中、島根県では、訪日外国人旅行者にとっての知名度が不足している点が大きな課題でした。そこで、大阪・関西万博の開催を契機に、訪日外国人旅行者に向けた同県への誘客活動を強化していきたい狙いがありました。
そのような状況を踏まえて島根県は、多くの旅行者がリアルに訪れる「関西ツーリストインフォメーションセンター(KTIC)」の活用を検討。関西国際空港と京都タワーに拠点を置くKTICは、日本に到着したばかりの多くの旅行者が日本滞在中の旅程検討・情報収集・ツアーやチケットの予約などを目的に訪れる【絶好の「旅ナカ」タッチポイント】であり、リアル&ダイレクトなアプローチが可能な点が評価され、デジタル&非デジタルツールを活用したプロモーションが実施されることとなりました。
<クライアント様の課題>
訪日外国人旅行者の往来が多いスポットを活用し、訴求性が高い複数のツールを組み合わせてリアルプロモーションを実施。プロモーション2年目となる2025年は、島根県の観光情報発信に加え、島根県の認知度など情報取得を目的とした来訪者向けアンケートも実施することとなった。
インバウンド需要がますます高まる中、KTICに来店した訪日外国人旅行者に対してリアルにアプローチができ、且つ旅行者から島根観光に関する問い合わせや予約リクエストがあればスタッフがその場で多言語フォローができる点が高く評価されました。 現在プロモーションと併せて実施されている訪日外国人旅行者向けアンケート調査の結果は、今後の同県への誘客計画への活用が期待されています。
●クライアント:島根県
●実施内容:「関西ツーリストインフォメーションセンター(KTIC)関西国際空港/京都」の2拠点を活用した訪日外国人向けプロモーションおよびアンケート実施